ソレは消しゴムから始まりやがて銀河も飲み込む
久しぶりにブログを書こうと文字を打ち出したのは、多分大きな人生の転機を経験してどこかに記録として書き留めておきたいと思ったからだと思う。いや、もしかすると違うかも。
決して飛鳥ちゃんが23歳になったことに対して何か触発されたとかではないよ?ホントだよ!?
まぁ、兎にも角にもお久しぶりです。ヒロトです。
最近は筋肉低下を感じつつも、細々と仕事とオタク活動続けています。あと、好きな人と色んなとこ行ってみたいなーなんて妄想して生きてます。
.ちょっとキモイと思った?待って、ストーカーとかじゃないから!
ひろゆき風に言うと、彼女と言うか妻というか細君というか奥さんはってやつです。いや、これだとほぼ嘘になっちゃうかw
全然結婚とかそういうのじゃないんですけど、ステディな関係です。ステディな(煽るな)
要するに、有難い事に好きって言ってくれる人がいて、これまでなかった楽しい生活を少しずつ味わいながら暮らしてる次第でございます。
そんな生きてきて一番幸せだと言っても過言ではない現状に対しても罪かな、悩みや不満があってどうにもならない事にやるせない気持ちになって落ち込んじまうんすよ。
仕事の事、病気の事、一人暮らしの事、好きな人の事、悩み始めたらキリがないくらい膨大な量のソレ。そうです、タイトルのソレってこいつらの事なんです。
ソレはどんどん大きくなって、家を飲み込んで、大阪を飲み込んで、日本を飲み込んで、地球を飲み込んで、太陽系を飲み込んで、銀河を飲み込む。
ちょうど僕が小学校の時に流行った「塊魂」ってゲームがソレに似てるなと思ったので、僕の心の塊魂って呼ぶのもありかもしれない。
ゲームみたいに心の塊魂も神様が採点してくれたら面白いのになー。
神様「お前の塊魂、でっかいだけで中身スカスカやん。もっと悩みに悩め!3点!」
こんなムカつく関西弁で言われたら神様どついちゃうか...
結論もオチもないけど、ある意味悩んでもがき続けれるのも、人生のちょっとしたスパイスとして案外欠かせないものなのかもしれませんね。知らんけど。
若しかすると、俺、塊魂って言いたかっただけかも。おやすみっ!
車椅子ユーザーがアイドルの握手会に行ってみた件について
更新日時:2020/02/06
「車椅子で行く。乃木坂おっかけ実録」にお越し頂き、ありがとうございます。
車椅子の上のヒロトです。
この記事では、普段車椅子で生活しているぼくが[乃木坂46]というアイドルグループの握手会へどういった経緯で参加しようと思い、どのようにして握手会の1日を過ごしたかを細かくレポートしていきます。
そして、僕と同じく車椅子のユーザーの方達や、障害がある方達がこの記事を見て自分も握手会に参加してみようと思ってもらえるきっかけになればいいなと思っています。
まずは軽く自己紹介
- 大阪の田舎でのんびりと在宅ワークをしながら過ごしています。
- 今年で22歳(令和2年現在)
- まあまあデカめの車椅子に乗ってます
- トレンドマークはメガネ
Twitterやっているのでよければ是非フォローお願いします。
握手会に行きたいと思った訳
2017年の9月辺りからバナナマンさんと乃木坂46さんの「乃木坂工事中」という番組を見てから、ぼくは乃木坂46ファンになりました。
そこから数ヶ月の間は乃木坂の音楽を聴いたり、メンバーが出演している番組を見たりしていました。ちなみに齋藤飛鳥ちゃん推しです
そんな中ある日、Twitterで乃木坂の握手会のレポートについてのツイートが僕のTLに流れてきて「いいな〜俺もモノホンの飛鳥ちゃんに会ってみたいな〜」と初めて思うようになりました。
そしてその日を境に、ぼくの中の「飛鳥ちゃんに会いたい欲」が日に日に増していった結果、よし!飛鳥ちゃんに会いに行こう!と決意しました。(自分で書いてて思うけどちょっと気持ち悪いな)
下準備
と言っても、アイドルの握手会とはどういったイベントなのか全く知識がなかったので、まずは「乃木坂46 握手会」とGoogle先生に聞くことに。
そうするとCDを買って握手券を手に入れよう!とか、全国握手会と個別握手会があるよ!とか、当日は握手するまでに凄い時間がかかるよ!とか、エチケットはしっかりとね!とか、さすがトップアイドル!情報が沢山あってありがたい!(握手会自体については下のサイトを参考にしました)
乃木坂46&欅坂46「握手会」の仕組み完全解説まとめ | ぐるのぎ
しかしそこでふと思いました。「握手会ってそもそも車椅子で参加出来るんか?」と。
そんな疑問が浮かんできたので、もう一度Google先生に「乃木坂 握手会 車椅子」と打ち込み検索しました。
結果、車椅子ユーザーの方ではないですが、足に障害がある方が握手会に参加した、とあるブログがヒットしました。それがこちらのブログです。
乃木坂46握手会、車椅子レーンに介助として入った話。 | ぐるのぎ
こちらの記事を見て、障害があっても握手会に参加できるんだと知り、より一層握手会への気持ちが強くなりました。しかし、ここでもう一つ問題が。
今回参加する予定の握手会は、全国握手会といって、握手会の他にミニライブという1時間だけ握手会の前に行うライブイベントがあります。そのミニライブにも参加したいと思っていたのですが、前述したブログの中にはミニライブについて書かれていなかったため直接運営に問い合わせようと思い、メールを送りました。
運営からの返信では、写真の通り専用エリアを設けているとのこと。
一通り欲しい情報は手に入れることが出来たのですが、正直まだ不安なことはいくつかあります。例えば人が多い中車椅子で移動できるのだろうか?とか腕がうまく動かせないのでちゃんと握手できるかな?とか。でも考えていても仕方ないし、とりあえず初めてだから顔みて挨拶出来たらいいなーくらいの気持ちで当日を迎えました。
いざ握手会へ!
2018年4月29日。待ちに待った握手会当日。朝早くから起きて、しっかり身支度をして出発しました。
握手会へは、ぼくと男性(20代後半)のヘルパーの方の2人で行き、朝の9時前くらい?に会場のインテックス大阪に到着しました。もうその時点で入り口には長蛇の列が出来ていて予想以上の人の多さにマジで気圧されましたね。
ここで、今回のぼくの握手会のスケジュールを伝えておきます。
ミニライブ→昼食→握手会→ポスター交換 といった感じです。
ミニライブ
まずはミニライブの受付をしてもらわないといけないので、会場にいるスタッフの方にどの列に並べばいいのか訪ねてみました。
スタッフの方の案内によって待機列に無事辿り着くことが出来ました。その列では僕の他にも車椅子の方が何人かいたり、杖を持った方がいたりと様々な障害がある方がざっと40人ほどいました。
1時間ほど待機したあとスタッフの方の案内があり、一般の待機列と同じタイミングで
会場内へ入りました。確か、ミニライブの開始の1時間前くらいかな?
運営からのメールにもあった専用エリアはステージから見て右手の最前列にあり、エリア内では椅子が設けられていたので皆座ってライブを観賞しました(画像の図、適当に作ってしまいましたすいません(´・∀・`))
ぼくの位置からはギリギリ顔が見えるかなー見えないかなーくらいの距離でしたが初めての乃木坂ライブはとても良かったですね。
握手会
ミニライブが終わりスタッフの指示の元、会場を出ました。出口付近で待つように言われたので、5分ほど待機した後スタッフの方の案内で車椅子レーンへと向かいました。
車椅子レーンでは上の画像のように2箇所に分かれて配置されていました。長時間立つことが辛い方のために、椅子がかなり沢山用意されていました。
握手会の流れとしては、まずは1番~8番までのメンバーがその隣にある車椅子レーンへ順番に来てくれ、お目当てのメンバーがレーンに来た時に握手するかたちになっていました。9番~15番までも同様でした。
今回の握手会では左から順番に、西野七瀬→白石麻衣→齋藤飛鳥 の順番で握手してもらいました。
初握手がなーちゃんでものすごく緊張してしまい殆ど喋れずに終わってしまいました。俗に言う事故ですね。恥ずかしいw
その後にまいやんと握手をしました。乃木坂を好きになる前からよくテレビでも見ていたので、半分夢心地でした。というか、脳がパニックを起こして「俺は今何をしているんだ…」状態で、それほどのオーラと美しさに圧倒されてしまいました(一度でもまいやんと握手したことある人なら分かってくれるはず…)
そして、最後に待ち待った齋藤飛鳥ちゃん!おのずと緊張はあまりせずに握手することが出来ました。会話もたわいもないもので、「初めてきました〜」とか「同じ歳やで!」とか、出来る限り脳裏に焼き付けるべく凝視してましたwあと、これが1番嬉しかったというか飛鳥ちゃんすげーなって思ったのが、僕がうぃーんって車椅子で目の前まで行くと僕の目線に合わせてしゃがんでくれたんです!
一度車椅子に乗ったことがある人なら分かるかなと思いますが、座っている状態なので結構目線が下になってしまって、立ってる人と話す時はどうしても見上げる形になってしまうですよ。
でも!飛鳥ちゃんはしゃがんで僕と同じ目線でお話してくれて…
めちゃくちゃ嬉しかったです!本当に良い子だなと!推しにして良かったなと改めて思いました!
些細なことに見えるかもしれないですが、こういった飛鳥ちゃんの一つ一つの優しさに触れることが出来て、握手会に行ってよかったなーって心の底から感じました。
終わりに
こうして大阪での初めての握手会は、無事トラブルもなく楽しく過ごせました。
やっぱり、色々とミニライブだったり握手会だったりと一般の流れとの違いがだいぶあって運営に問い合せてみたり、スタッフに何度も質問したりと結構大変でした。
インターネットで調べても殆ど情報がなかったので、今回の記事を書けば、また新たな新規のファンのために少しでも参考になるかなと思い書きましたが、これでもまだまだわからないことが沢山あると思います。
では、ここまで拙い文章を読んでいただきありがとうございます。別の記事も書いてるのでそちらも読んでいただけるとありがたいです。では、さいなら
追記
お久しぶりです。この記事を作ってから1年半の歳月が過ぎました。
今でも乃木坂46のオタクとして色々な現場へ行っています。
かなり久しぶりにですが改めてイベントに車椅子の方や障がいがある方が参加するにはどうすればいいのか?という記事を作成中です。主にライブについて書くと思います。記事が出来次第ここにも追加しておきます。
ヒロトというオタクについて
初めに
どうも!初めまして、車椅子の上のヒロトっていう名前でやってます。
このブログでは、アニメ、ゲーム、アイドルといったオタク活動についてや、障害がある中で経験してきた人間関係、恋愛、進学、就職などについて、他にもやりたいこととか、車椅子だから見える視点とかを発信していって誰かの役に立てればこのブログは大成功ですw
あと、このブログではたくさんの記事を書いていきたいと思っています。多くの方と繋がりが出来れば嬉しいです。
軽く自己紹介
- 職業・・・在宅ワークをのんびりと
- 年齢・・・1998年(平成10年)・12月28日生まれ
- 住んでいるとこ・・・大阪の田舎
車椅子の上のヒロトについて
僕の病気
まずは、切っても切れないぼくの病気、障害について。
病気の名前は脊髄性筋萎縮症(SMA)と言います。簡単に説明すると、筋肉を作ることが出来ず時間の経過とともに徐々に筋力が落ちていく病気です。
病気には3段階のレベルがあってぼくは1番重いクラスになっています。
幼少期の頃から立つことが出来ず、今に至るまでずっと車椅子の上で生活しています。筋力の方は、少しずつですが落ちてきていて左手は人差し指が少し動くくらいで、右手もパソコンのマウスを動かせるくらいの筋力しかありません(握手会の時本当は両手でしていんだけどなー)
これからも筋力は落ちていくと思います。いつ寝たきりになるか分かりません。
まあ、でもそんなもん気にしてたらしゃーないっすよね。だって、いつ交通事故にあって死ぬかわかんないですし、いつ隕石が降ってきて地球が無くなるかなんてわかんないですよね?なんでそん時がきたらそん時に考える!このスタンスで生きてますw
家族
ぼくの家族は、母、ぼく、妹、妹の4人家族です。いわゆる母親だけのシングルマザーでここまで育ててくれました。重度の障がい者に加え、片親、妹も小学生と結構ハードな環境ですけど割かし幸せに生活しています。
ぼくとしては、男が1人だけだし妹も幼いのでせめて母の介護や金銭面の負担を減らせていけたらといいな思ってます。頑張ります。
学生時代
小中高と全て公立の学校へ通っていました。
小学校の時はそこそこ勉強してましたねー。同級生と外で鬼ごっこしたらドッチボールしたり、その頃からゲームも好きだったんでゲームキューブで大乱闘スマッシュブラザーズしたり、車椅子には乗ってましたけど腕がまだ動いていたので幅広く遊べていました。
中学に上がって一気にぼくの中のゲーム魂に火がついて、学校帰ってはPS3つけてネットゲーム!みたいな生活を延々としてました。そんな生活してたら当然成績も悪くなって流石に母に怒られちゃいましたね。てか1日8時間とか当たり前でしてたからやっぱり当時のぼくは頭がおかしかった
高校時代は、かなり障害について悩まされました。友達関係とか恋愛とか…。詳しくは別の記事に書こうと思います。まあ、頭空っぽにしてゲームばっかりやってた小学校、中学校の時とは違い改めて自分自身と向き合うことが沢山あったのでしんどかったですね。でも逆に成長したのも高校生の時が1番だと思います。
いやー学生時代楽しかったなー
障がい者職業訓練校へ
高校を卒業してからは、大阪市内にある職業訓練に通う事になりました。大学への進学も一応考えてはみたんですが、その先の就職がやはり不安だったので高校からの紹介で行くことになりました。
様々な障害がある方がいて、沢山関わりを持つことが出来ました。
就職活動は初めてだったし、訓練校の指導員とともに手探りで十数社面接を受けましたがやっぱりなかなか思うように上手くいきませんでしたね。これも詳しくは別で記事にしていこうと思います。
これから
高校生の頃から、社会に出た時にぼくが出来る仕事ってなんだろ?と考えた時に、パソコンを使った仕事なら出来るかなーと思っていたのと、元々デザイン関係の仕事に憧れていたので、その2つを合わせたWebデザイナーになるべく今は独学で勉強してます。
とにかく、「自分の経験を誰かの価値に」をテーマに行動していきます!
それじゃあ、またね
↓こっちも是非見てみてね〜